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家庭菜園好きなワーママです。ベランダ菜園も好きです。

不耕起栽培のやり方とは?実際にやってわかったメリット・デメリット

家庭菜園初心者ですが、自然農法に憧れて不耕起栽培という方法があることを知りました。不耕起栽培とは土を耕さずに栽培することなのですが、本当に耕さずにちゃんと作物が育つのか?土はカチカチになってしまわないのか?そして何より初心者なので色々心配していました。

実際に不耕起栽培を初めてみると、ちゃんと野菜たちはスクスク育っています。

育てながら発見したことをご報告していきたいと思います!!

不耕起栽培って何なの?

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不耕起栽培とは、ズバリ「土を耕さずに野菜を育てること」です。畑と言えば耕すのが普通だと思っていましたが、自然の力をうまく利用しながら、耕す労力を費やさず育てることができる画期的な方法なのです!!

土は耕さないと土が固まってしまうと思いませんか?しかし耕さなくても雑草や作物の根を抜かずに葉だけを刈って土の中で根を張るようにすることで土もフカフカな状態を維持できます。写真のように刈った草を作物の周りに敷くことでほとんど土は見えません。

雑草を刈って土の上に敷き詰めることで雨水の浸入を抑え、土が固くなるのを防ぎます。またヤスデやダンゴムシ、ミミズなどの土を良くしてくれる虫や微生物が増え、自然と肥沃な土になるのです。

不耕起栽培とは、自然の特性を理解した上で、その作用を生かしながら栽培する方法とも言えます。そして緑肥作物をうまく活用することも大切です。(後述します)

不耕起栽培ってどうやってるの?

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畑を借りて1年は耕運機をかけ、堆肥や有機肥料を土に混ぜてふかふかな土にします。しかしその後は土を耕やしていません。どうやって始めればいいのか、私が実際にやった方法をお伝えします!

草マルチを活用する

畝を作ったあとは、畑に生えていた雑草を刈り取って草マルチとして畑に敷きます。後日作物を植え付ける際には、雑草をよけて穴を掘り、苗を植えます。(養分がたくさん必要なナス、キュウリなどの苗の下には事前に一握りの堆肥を土の中に入れます。)

植え付けた後は、苗の周りに雑草を戻します。苗を植えた後は、周りの雑草が伸びてきたらカマで刈り取って苗周辺に敷きます。どんどん刈り敷いていくことで、土に日の光が入らなくなり雑草が生えにくくなります。

しかしこの雑草を刈り敷いていく作業がなかなか大変です。特に梅雨の時期は少し畑に行かないだけで、ボーボーになりますのでご注意を。

その後成長とともにボカシ肥料や米ぬかなどの肥料を草マルチの上から蒔いて追肥してを行います。詳しくはこちらをどうぞ。

www.nani7.com

 

緑肥作物を利用する

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緑肥作物とは、土の状態を良くしてくれる作物のことです。今回は緑肥作物であるイネ科やマメ科などの作物を説明します。堆肥を使わない分、緑肥を利用して土の状態を良くすることが大切です。

イネ科植物を利用する

イネ科の植物は根を浅く広く張るため、土が柔らかくなります。根は微生物の食べ物となり分解されると土に空洞ができます。そのため土がフカフカになり、水はけの良い、病気になりにくい環境を作ることができます。

イネ科の緑肥としては、エンバク、ライ麦、ソルゴーなどがあります。うちの家庭菜園では、畝の間の通路に蒔いて大きくなったら刈って草マルチとして使用しています。

マメ科植物を利用する

マメ科の植物の根には「根粒菌(こんりゅうきん)」という小さな菌が住んでおり、その菌が肥沃な土に耕してくれます。また根が地中深くまで張ることができるので、水はけの良い土になります。

うちの家庭菜園では、落花生、インゲン、大豆などを苗の間に植えています。

また畝の間の通路にクリムソンクローバーや赤クローバーなどを蒔いています。雑草として生えてくるカラスノエンドウもそのまま生やして草マルチとして活用しています。

野菜は根っこを残して収穫を!

多くの野菜の根には「菌根菌(きんこんきん)」と呼ばれる長い菌糸が付きます。この菌根菌は土の中の根に付き、別の植物の根とも繋がって、植物同士で養分のやり取りをするネットワークを作ります。

この菌根菌はミネラルや水分をそのネットワークで集めて、渡していくという役割があります。このネットワークがうまくできると、少ない養分の土地でも作物が生きていけるようになります。

我が菜園では木の枝のようになってしまった作物以外は、根は残してそのままにしています。

不耕起栽培のメリット

手間やお金がかからない

基本的に土を耕さない、ほったらかし中心というのが不耕起栽培なので手間がかかりません。半年に1回行う土耕やす作業もやらずに済みます。またビニールマルチや肥料も使わないので、お金もかかりません。

ただ苗を植えてすぐの初期は、手入れが必要です。春なら苗を植えた後にあんどんをしたり、秋であれば虫がつかないように防虫ネットをかけるとその後の収穫量に影響します。

病気になりにくい

畑にたくさんの生き物が集まってきます。ヤスデ、ダンゴムシ、テントウムシ、カマキリ、クモなどたくさんの虫たちが畑をすみかとして暮らし始めます。病気を広めるのはアブラ虫だったりしますが、テントウムシなどの益虫が食べてくれるので安心です。

土を柔らかく水はけのよい土になるため、病気になりにくいとも言われています。

不耕起栽培のデメリット

作物の育ちがゆっくり

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今年から始めた不耕起栽培ですが、なんだか成長がとてもゆっくりです。不耕起栽培ではない隣の区画の畑と比較すると、うちの畑はその1/5くらいの成長速度といった印象です。不耕起栽培は肥料が少ないので、地中にゆっくりと根を広げるため成長がゆっくりなのではないかと思っていますが、やや不安になる成長スピードです。今後の成長に期待です!

不耕起栽培初年度だから成長が遅いのか、不耕起栽培だからなのかはよくわかりません。

雑草を刈るのが大変

梅雨の時期になると雑草がたくさん生えてきます。1週間畑に行かないだけで、雑草が作物より大きくなっていたりします。ほったらかしとは言っても、梅雨の時期などの雑草管理はしっかり行わなければいけません。雑草がたくさん生えていた畝は成長が遅くなってしまい反省しました。。

また雑草に有益なのか無益なのかわからないくらい大量に虫がいます。蚊もたくさんでますので、畑に行く際は蚊取り線香や服装にも準備が必要です!

さあ、不耕起栽培を始めよう!

不耕起栽培は草マルチや緑肥作物を利用すれば毎年少しずつ土が良くなるはずです。

あなたも今年は不耕起栽培を始めて、自然と一体になって野菜を栽培してみてはいかがですか??

こちら参考にした本です。ちょっと内容が難しかったですが、自然農法が好きな方には楽しい内容になっています。