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狭小ベランダ菜園で食費を浮かせたい主婦

ベランダ菜園におすすめ!「スイスチャード」の育て方

おはようございます。

最近暑くなり、ベランダ菜園の野菜たちもスクスクと育っています。そんな中で一番存在感を出しているのが「スイスチャード」。スーパーではあまり見かけない食材ですが、ベランダで育ててみると、その育てやすさや見た目の鮮やかさ、使いやすさ、どれを取ってもすごい!というのがよくわかります。そして一度育つとなんと2年間も収穫できる優れもの。

今回はそんなスイスチャードがなぜベランダ菜園にぴったりなのか?お伝えしていきたいと思います。

スイスチャードの育て方と育てやすい理由

栽培方法がとても簡単

準備するもの

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タネはホームセンターで購入しました。ホームセンターでは和名の「フダンソウ」という名で売られていました。「ふだん草(不断草)」というように、なかなか枯れないことを意味しているようです。確かに種まきの時期時期は3月~10月までと冬以外はほぼ年中蒔けて収穫も4月〜12月ととても長く2年も収穫できるとなると、ぴったりの名前ですよね!

6L用のプランターと水受け皿をダイソーで購入しました。今は百均でも良いプランターがたくさんあります。なるべく深めのものの方が根を張れるためオススメですが、100均でも充分です。土は野菜用と書いてある14L入りの土をドラッグストアで購入しました。

水やりの頻度

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土の中に種を入れて毎朝水やりをすると1週間ほどで芽が出てきます。

そしてその後芽が出て大きくなっても毎朝しっかりと水やりをしてください。どんどん大きくなるとさらにたくさん水分を必要とするようで1日水をやらないだけですぐにしなびてきます。毎朝、できれば夕方もたっぷり水やりをすればぐんぐん葉を付け伸びていきます。

旅行の際に2〜3日水やりができなかったとこがあったのですが、帰って見てみると案の定しなびてしまいました。しかし力強いスイスチャードは水をやったらすぐに元気に回復しました。乾燥には強いと言われているだけあり、復活も早くまた元気に葉をたくさん付けました。

追肥のタイミング・害虫対策

葉がぐんぐん大きく育つ3ヶ月頃に一度追肥をします。我が家は有機肥料で育てたかったので、米ぬかを一握り土の表面に敷きました。その後水をやると少しづつ土に養分が染み込んでいくようです。

そして今のところスイスチャードに虫が付いたことは一度もありません。虫がつきにくい種類であることも、ベランダ菜園にぴったりです。

しかしスイスチャードは葉があっというまにたくさん出てくるのでどんどん取っていかないと、葉に土が付き腐りやすく、風遠しが悪くなり虫がきたりするので注意が必要です。

たくさん収穫できる

収穫期間が長い

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手のひらサイズになったら収穫時です。茎を残すようにして、大きめの葉から収穫していきます。収穫したら次から次へと新しい葉が成長していきます。ほうれん草などの葉物野菜は一度収穫すると終わるものが多いのですが、スイスチャードは切ってもどんどん生えてきます。2年も収穫できるなんて嬉しいですよね。夏場はスーパーの葉物野菜は高いのですが、ベランダにスイスチャードがあれば買う必要もありません。

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そんな葉もどんどん取り続けると、ある日葉が成長が止まり花が咲き「とう立ち」します。この花を咲かせると次第に枯れていき終了です。(ちなみにこの花はなんだか臭いので注意です!)

花が咲いたら種ができるのでうまく種も収穫できれば、また次の年もスイスチャードを自宅で育てることができちゃいます!

食べたい時にちぎって使える

 葉物野菜は傷むのも早いですが、ベランダで育てれば新鮮な状態で料理に使うことができます。しかも量もたくさん取れるため、調整しながら収穫できちゃいます。

調理しやすく栄養満点

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葉はほうれん草と比べるとやや厚みがあります。赤や黄色など見た目がカラフルなのでお弁当の彩りが良くなります。茹で時間は茎の部分は太さにもよりますが我が家では茎は5分、葉の部分は2分くらい茹でるとちょうどよい硬さになります。ほうれん草よりも葉や茎がしっかりとしているのでやや長めに茹でるといいです。ただ長く茹でると色が悪くなるのでご注意を。

味はえぐみのようなアクの味がするので、茹でることをオススメしますが、気にせず食べれるくらいの味です。ほうれん草に味、食感が似ています。

我が家では、ほうれん草のようにだし醤油と和えて和え物にして食べることが多いですが、野菜炒めとして利用したりすると食卓が一気にカラフルになります。インスタなんかでは、おにぎりに海苔の代わりにして巻いているのを見ます。

お弁当の食材が足りない時はベランダへ行き、ちぎって茹でれば1品できて便利です。

栄養価はほうれん草と比べると、鉄分、カリウム、食物繊維が多いのが特徴です。ほうれん草でも十分鉄分が多い食材と言われているため、スイスチャードはさらに多いというのは驚きですね。鉄分が多いので貧血の方なんかにオススメです。

さあ、ベランダでスイスチャードを育ててみよう!

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我が家のベランダでたくさん収穫しているスイスチャード。スイスチャードはとても育てやすく、ベランダ向きでたくさん収穫できるため初心者にもオススメの野菜です!皆さまのベランダにもいかがでしょうか?