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狭小ベランダ菜園で食費を浮かせたい主婦

ベランダでも簡単に育てられる秋冬野菜を5つご紹介します!

すっかり肌寒い季節になりましたね。

野菜といえば夏を思い浮かべると思いますが、秋冬にも植え付けたり収穫できる野菜が多くあります。

筆者はベランダで家庭菜園を初めて6年、畑を借りて3年になりますが、ベランダで作るプランター栽培は気軽にできて管理もしやすいため、少しづつプランターの数が増えていきました。

気づけば今では猫の額のような狭いベランダ菜園には一年中15種類以上の野菜やハーブ類を育てるようになっていました。

ベランダで育てると料理を作りながら、必要な野菜をパパッとちぎって使えるのでとっても便利。そして冷蔵庫いらずなので場所をとりません。

そんな中で、今回は今まで育てた野菜の中で失敗が少なく、初心者でもたくさん収穫できるオススメの秋冬野菜を5つご紹介したいと思います。

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この記事の目次
 

ベランダで簡単に育てられる秋冬野菜とは?

ベランダで育てるメリットとは?

スーパーで野菜を買うと一度に多くの量を購入するため、冷蔵庫で腐ってしまった!なんてことがあったりもしますが、ベランダで作れば必要な分を少しずつカットして使うことができます。

また冷蔵庫に入れなくても、使いたい量を少しずつカットして使うことができるので、必要な量を長期間収穫することができます。一度植え付けたら何度も収穫できる野菜も多くお得感があります。

ベランダで育てやすい秋冬野菜の特徴は?

育てやすい野菜は、ずばり葉物野菜です!

今回も育てやすい野菜ランキングに何種類か入っていますが、ほうれん草、小松菜、水菜、春菊、わけぎ、ねぎなども育てやすいので、食卓に使いやすいものを選んで育てると良いでしょう。

葉物野菜は種からも育てやすいので、初心者でも気軽に楽しめます。

ベランダで育てやすい秋冬野菜ランキング!

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今回は育てやすさ、コスパを★5段階評価で勝手に評価してみました。

育てやすさについては、今までに虫や病気になったことの有無によって評価し、コスパは収穫量や市場の価格とを比較して評価しました。

第5位ニラ

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育てやすさ:★★★★

  コスパ:★★★★★

何度かさび病にかかったことがありますが、葉をカットすればすぐに復活し、また収穫できるため育てやすさ★4としました。

我が家では数年放ったらかしのニラなのですが、枯れずに毎年収穫できているため、ニラ自体はそれほど高価なものではないですが、コスパ★5とさせていただきました。

食べる時は葉の部分をカットしますが、切っても切ってもまたどんどん伸びてきて収穫できるのでお得です。

秋頃に花が咲くので、花の部分をカットすれば引き続き葉の部分がが成長して、ニラを収穫することができます。花をカットせず放ったらかしにしておけば、こぼれ種から芽が出てまた新たなニラを収穫することができます。

ニラと言えば鍋ものですね!何度も鍋料理に入れて美味しくいただくことができます!

第4位レタス

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育てやすさ:★★★★

  コスパ:★★★★

たびたびアブラムシの被害に合っており、ハモグリバエの被害にもあったため★4とさせていただきましたが、早めに対処すればまた収穫することができます。

防虫ネットをすれば虫も付きにくく安心です。

コスパについては、スーパーで買うと食べきれず冷蔵庫でしなしなになってしまうことがありますが、ベランダでは必要な分を少しづつカットし、いつも新鮮な葉を食べることができるため★5とさせていただきました。

レタスは外側からカットして食べれば、2〜3ヶ月くらい収穫を楽しむことができます。

我が家では野菜の摂取量も増やすために、毎日少しづつカットしてサラダに混ぜて食べています。ちなみに写真はサンチュでした!

アブラムシが付いてしまった時の対処法についてはこちら↓


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第3位いちご

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育てやすさ:★★★★

  コスパ:★★★

以前いちごの葉にハダニという害虫がついて、枯れそうになったことがあるので育てやすさは★4としました。

いちご農園のいちご狩りのように、たくさんのいちごを一度に収穫することはできず、いちごのサイズも小さいものしか採れない場合もあるためコスパ★3としましたが、見た目が愛らしく自宅で気軽にいちご狩りを楽しめるため、堂々の第3位としました。

春になるとたくさんの花が咲き、その後いちごの実がなります。旬の時期には毎週のようにいちごなり、収穫を家族で楽しめます。

収穫後もランナーというつるのようなものが伸びてまた新しい苗を作ることができるので、1度購入すれば毎年苗が増えて収穫量の増加も期待できます。

第2位ブロッコリー

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育てやすさ:★★★★

  コスパ:★★★★★  

ブロッコリーはアブラナ科なので、アブラムシイモムシがついたり、またヒヨドリに葉を食べられたことがあるため★4としましたが、防虫ネットをすれば、被害を最小限に抑えることができます。

ブロッコリーは一度植え付けてから、頂花蕾(いわゆる市販のブロッコリー)を収穫しても、その後側花蕾(小さいブロッコリー)が次々と出て収穫を長期間楽しむことができるため、コスパ★5としました。

ブロッコリーは種から育てることが難しいため、毎年ホームセンターで苗を購入しプランターに植え付けています。

小さい房が出てきたらカットしてお弁当に入れたり、サラダに入れて使うことができるので使い勝手が良いです。

最終的には、春に菜の花のような可愛らしい黄色い花が咲くので、花をカットして自宅に飾ってもいいですよ。

第1位スナップえんどう

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育てやすさ:★★★★

コスパ  :★★★★★

堂々の第1位はスナップえんどうです。

イモムシがついたり、うどんこ病にかかったことがあるため★4としましたが、防虫ネットをすれば被害を最小限に抑えることができます。

スーパーで買うと値段が高いにも関わらず、比較的簡単に種から育てることができるためコスパ★5としました。

筆者が住んでいる地域は暖地なので、11月中旬にスナップえんどうの種を蒔いています。苗を購入しても良いのですが種からでも比較的簡単に作れます。

種から作るポイントとしては、発芽するまでは水をやりすぎないことです。水をやりすぎると腐ってしまうことがあるので、筆者は最初に水をやったら発芽するまではほとんど水やりしないくらいの気持ちで様子を見ながら苗を育てています。

冬の間は成長が止まりますが、翌年の春からまた大きく成長し、たくさんのサヤがついて収穫できるようになります。終盤はいつもうどん粉病にかかり終了してしまいますが、毎年収穫量が多く楽しんでいます。

食べ方としては、採れたてなのでシンプルに茹でたり、蒸したりして素材の味と触感を楽しむのが一番美味しいと思います。

うどんこ病対策はこちら↓

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ベランダで秋冬野菜を育てる上での注意点は?

虫がつくのは当たり前だと思ってもいいかも

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ベランダで野菜を育てていると、どこからともなく虫がやってきて、気づいたころには葉や実が少しづつ喰われていたりします。

筆者もベランダで野菜を育てて6年になり毎回対策をしているつもりですが、何かしらの虫が付いて喰われています。まだまだ修行が足りませんね。

アブラムシ、ハモグリバエ、イモムシ、うどんこ病、サビ病、ハダニ、テントウムシダマシなど、どこからともなく虫がやってきますが、葉や実の様子を観察し、虫がいてもそのつど取ればまた成長が進み収穫できます。

苗の状態をよく見ることが大事だと言えます。

対策を考えるのも楽しいですし、翌年は気をつけて育てるようにすれば、少しづつ上手く育てることができます。

寒くても水やりを忘れないように!

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寒くなると部屋にこもりがちになってしまうますが、ベランダの野菜たちの水やりを忘れないようにしましょう。

特に冬は乾燥しているため、気づけば枯れてしまったなんてこともないようにしましょう。

とても寒い日にはビニールなどで保温しよう

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ビニールをかけると霜よけや風よけ、保温効果があるため、気温が低くなったら使用すると成長がある程度良くなります。

我が家では、お米の袋など比較的しっかりとした厚みのある袋を使って、苗を囲ったり布団の収納袋を使って保温しています。

ベランダで秋冬野菜を育ててみよう!

冬は寒くてベランダに行くのも大変ですが、買い物に行くのはもっと大変!

気軽に育てられるベランダで収穫できるようにしておくと、手間なく毎日の食事が少し豊かになりますよ。

11月からでも育てられる葉物野菜いちごスナップエンドウなどがありますので、さっそく種や苗を買って育ててみてはいかがでしょうか!