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狭小ベランダ菜園で食費を浮かせたい主婦

きゅうりの苗にウリハムシがっ!!害虫対策に必要な5つのこと

おはようございます。

4/29に定植したばかりきゅうりの苗ですが、5月に入り苗を見てみると葉っぱが虫に喰われていました!!

筆者が借りている農園では、みんな同じ時期に苗を畑に植えているので、比較してみると虫に喰われている苗と喰われていない苗がありました。

いったいその差はなんなのか?

自然農法でやっているので、殺虫剤は使いたくない。では虫の被害を抑えられるのか?

まずどんな虫が苗を食べるのか調べてみました。

キュウリの苗を隈な探してみると見つけたのは5ミリくらいの小さなオレンジ色と黄色っぽい虫でした。

その虫は目の前を通り、明らかに外からキュウリの葉を目指して飛んできていました。

畑にいる間もどこからともなく何匹もやってきてキュウリの苗に吸い寄せられていくのでした。

さっそく調べてみるとこの虫の名は「ウリハムシ」。この虫はきゅうりだけでなくウリ科のかぼちゃやスイカなどの葉も食べて、葉をスカスカにしてしまいます。

小さな苗は葉も少ないため、食べられると成長が遅くなり枯れてしまうこともあります。

そしてさらに調べてみると、ウリハムシのピークは7月とのこと。しかし今はまだ5月。定植して間もないのにやられるなんて!

このままではいけない!とさっそくウリハムシ対策に挑んだのでした。

今回は植えつけたきゅうりの苗にはどんな対策が必要だったのか、大切だと感じた5点を反省も交えながら書き残しておきます。

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きゅうりがウリハムシにやられないようにする5つの方法

植えたばかりの苗にはあんどんを!

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苗がある程度大きくなるまではしっかりとあんどんをしておきましょう!

あんどんは寒さ対策だけでなくウリハムシ対策にもとても効果があります。

ゴールデンウイーク中に定植しましたが、まだ寒い日もあるため、あんどんをしていました。あんどんは寒さ対策だと思っており、数日して暖かくなってきたのであんどんを取ったらその後ウリハムシに喰われました。

他の区画の虫の被害を受けていないキュウリの苗は、しっかりと大きくなって苗が強くなってからあんどんを取っていたため、多少ウリハムシがやってきても大きく成長していました。

あんどんというものは寒さや雨風をしのぐだけでなく、ウリハムシを防ぐのにも効果絶大であるようです。

そしてなぜだか、あんどんの上からウリハムシが侵入してくることはなく、あんどんが苗より大きければウリハムシはまったく入ってきません。

私の借りている市民農園でも明らかにこのあんどんが苗の運命を分けており、あんどんがない苗には4〜5匹のウリハムシが集まり食べ散らかしていました。

暖かくなったし、あんどんをそろそろ取ろうかな?と思っている方がいたら要注意かもしれません。苗がしっかり成長していればいいですが、まだ小さい苗である場合はウリハムシにやられますので気をつけてください。

あんどんでなくても、防虫ネットでももちろんOK!可愛い苗を守りましょう。

あんどんの作り方

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苗の周りに短い支柱を4本立てて、ビニールなどを周囲に巻いて苗の四方を囲います。

培養土の袋や米袋を利用して作っている人を見かけますが、こういった袋はぶ厚くピンっと張るので風にも飛ばされないのでオススメです。

またホームセンターでなどでも支柱とセットであんどんを購入できます。なければスーパーの袋の底を切って使ってもよいです。スーパーのビニール袋だと薄いので洗濯ばさみで留めておくとよいです。

支柱でなくてもBBQ用の串にビニール袋を付けてあんどんとしている人もいました。あんどんのためにあまりお金をかけたくないですが、支柱が弱かったり、ビニールが薄いと風で簡単に飛ばされたり、苗がむき出しになったりしてウリハムシの被害に合うので、ここはしっかりと頑丈なものを使うことをオススメします。 

2Lペットボトルをカットして使っている人もいましたよ。

コンパニオンプランツを植える

キュウリのコンパニオンプランツはネギラディッシュなどがあります。

今回キュウリの苗の横にもネギを植えたりラディッシュも植えていましたが、ウリハムシがやってきていました。

コンパニオンプランツ効果ないじゃん!と思ったのですが、全くコンパニオンプランツを植えていない他の畑の苗よりも若干ウリハムシは少なかったので、多少効果はある?ように思いました。

しかし、コンパニオンプランツだけで害虫をすべて避けることはどうやら難しいようです。ねきなどはどちらかと言うとつる割病を防ぐという効果の方が大きいようですね。

苗が小さいうちはこまめに畑に通う

まるで我が子の成長を見守るように、小さい苗には手をかけて見守らなければいけないと思いました。

いくら自然農法を実践しているとはいえ、苗が根づくまで水やりをしたりちゃんとあんどんで囲ってあげて、虫の被害に合わないような対策を講じることが大切だと思いました。

これはどんな苗であっても同じで、とにかく初期の苗の管理が一番大事であることを学びました。

植え付けてからはなるべく3日に1回は畑の様子を見に行くと苗の成長がよく分かり対策も講じやすためオススメです。

ある程度大きくなったら週末菜園でも良いと思います。

アルミなどキラキラ光るものをひく

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ウリハムシはキラキラ光るものが嫌いです。そのため苗の周りにアルミを敷いたり、市販で売っているCDのような形の光る素材を敷いたりしている人もいます。

今のところあんどんだけでウリハムシの被害がなくなったのでやっていませんが、今後キュウリが成長してあんどんからはみ出し、また被害に遭ったら実践したいと思っています。

木酢液、草木灰などを使用する

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天然の防虫剤である木酢液を使用すると、葉が強くなり虫も寄り付かなくなると実践されている方もいます。

また草木灰はウリハムシが嫌いなようで葉に草木灰をかけて苗が大きくなっても使用している人が多いです。

実際に私の畑でも木酢液を混ぜて水やりをしたり、草木灰を葉にかけてみることもありますが、かけて少し経つと、またウリハムシがどこからともなくやってきていました。

自身の体験では、あんどんほどの効果は感じられませんでした。

ウリハムシ対策をしよう!

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まずは風に飛ばされないような頑丈なあんどんをしましょう!

そしてあんどんを取るタイミングについても、あんどんからはみ出るくらい成長してから外すようにしましょう。

そしてあんどん以外にも対策は色々あるので、まずはやれそうなことから始めて、たくさんの収穫ができるように見守りましょう!