生ごみコンポストを使って、5月にベランダで植え付けをしたナスですが、大切に育ててきたにも関わらず、6月の梅雨の時期には虫喰いだらけでボロボロになってしまいました。
始めは梅雨の時期から増えたバッタのせいかと思っていたのですが、いくらバッタを駆除しても葉は穴だらけで回復しませんでした。
何が原因なのか分からずtwitterやyoutubeに投稿したところ、テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)の仕業であることを教えてもらったのでした!
ナスに異変が、、
— 赤カブ (@akakabu_jp) 2021年7月13日
これはいったい何が原因なんでしょうかか?
わかる方教えてくださいー🤣 pic.twitter.com/YIzsiF656e
これだけ葉がボロボロになるともう復活しないだろうなぁと諦めていたのですが、ダメもとで対策をしたところ、9月には無事に復活して美味しい秋ナスが採れましたのでご紹介したいと思います!
虫食いだらけのナスの害虫対策とは?
まずは今回やられたテントウムシダマシについてご説明します。
テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)とは?
この写真は幼虫ですが、背中に毛のようなものが生えており気持ちが悪いです。
大きさは米粒くらいですが、葉の裏にいるため上から見ただけでは全く気が付きませんでした。裏から葉が食べられていて、食べられた部分は透けるように薄くなっていました。
葉の裏をよく見ると、卵もたくさん付けられていました。およそ1ヶ月で成虫になり新たに卵を産むそうで、我が家でも気が付くのに遅れて何世代目かにわたって食いつくされそうになっていました。
ちょうど雨が増えた6月の梅雨の時期に被害が増加していきました。
成虫はその名の通りテントウムシのようで、すっかりだまされました。笑
背中の模様がテントウムシよりもたくさんあり、可愛くないテントウムシといった感じです。今思えばベランダにも何匹かいたので、1匹でも現れたら要注意です!
テントウムシダマシ発生の原因は?
畑ではジャガイモからテントウムシダマシが飛んでくるらしいのですが、我が家のベランダではジャガイモは育てておらず、周りに畑もないため、どこからともなく飛んできて、我が家のナスにやってきたようです。
我が家のベランダでは無農薬で野菜を育てているため、害虫対策は特に行っていませんでした。しいて言うならたまに希釈した木酢液を葉にかけるくらいでしたが、あまり効果はなかったようです。
無農薬の野菜作りでは早めに害虫を見つけて取り除くということが重要ですが、今回は葉の裏まで見ておらず、しかもバッタのせいだと勘違いしたことが原因で発見が遅れてしまったのでした。
ニジュウヤホシテントウ対策は?
ナスは秋までの長い期間収穫ができるので、一度テントウムシダマシのせいで葉がボロボロになっても、うまく対処すれば復活することができましたのでご紹介します。
定期的に害虫がいないかチェックをする
発見したらすべてすぐに取ることが重要です。
ニジュウヤホシテントウの幼虫はトゲトゲの体が気持ちが悪く、ざっと見ても葉の裏に20匹以上いました。
数が多かったためガムテープでペタペタして取り除きました。
卵が付いている葉は取ってしっかりと潰すか、ゴミ袋に捨てることでその後幼虫は現れなくなり、葉の成長がとても良くなりました。
一度駆除してもまだ隠れている可能性があるため、定期的にチェックをすることが大切です。
既にやられた葉や茎は切り落とす
葉の大部分が食べられてしまっている枝の場合は思い切って切り落としてみました。
切り戻しのように枝を大きくカットしましたが、その後脇芽が出てまた収穫することができました。
葉を落とすことで、見落としていた幼虫を駆除することもできるため、真夏の収穫は諦めて、秋ナスに向けて元気のある葉だけのこしてカットしてしまうのも手です。
ネットをかけて栽培する
少々手間ではありますが、苗を植え付ける時に防虫ネットをつけて栽培することでナスを害虫から守ることができます。めんどくさがりな筆者はやっていませんでしたが、来年はやってみようかと検討中です。
虫食いだらけでもまだ復活できるかも!!
ナスは秋まで収穫期間が長いので、うまく対処すれば復活する場合もあるので、諦めずに育てて収穫を楽しみましょう♪
動画もありますので、よかったらご参考にしてみてくださいね。