我が家にテレビが無くなり3年が経ちました。
テレビを捨てた理由は、テレビ番組が面白くないからです。
親が楽しいと思えないテレビ番組を子供に見せるのは良くないのでは?と思ったことがきっかけでした。
毎日同じ教育テレビを見せ続けてましたが、親子で完全に飽きてしまっていました。
そのためちょうど我が子が2歳の時、引っ越しのタイミングでテレビを捨てよう!と思い立ったのでした。
始めの1年はテレビがない生活にソワソワしていましたが、それから3年が経ち、子供も5歳になりました。
我が家ではテレビなし生活が心地の良い日常となりました。
とは言え、テレビがないと子供が遊びに来て家事や仕事に集中することができませんでした。
始めの1ヶ月は家事を一緒に手伝ってもらったりしていたのですが、テレビの代わりにタブレットを見るようになりました。
確かにテレビもタブレットも同じと思われるかもしれませんが、テレビとは全く違う利点があると感じています!
個人的な意見にはなりますが、子供にはテレビの代わりにタブレットを見せたい!と思った3つの理由をご紹介します。
テレビの代わりにタブレットを見せたいと思う3つの理由
そもそもテレビを捨てたくらいなので、始めはタブレットも見せたいとは思っていませんでした。
しかし1ヶ月間のテレビ、タブレットなしの生活を体験して、デジタル機器に全く頼らない生活は家事や仕事がはかどらず私にはきついと感じてしまいました。
タブレットを見るにしても、まずはどのように使うべきかを十分に理解してから見せたいと思い、改めてタブレットとの付き合い方について考えることにしました。
そしてタブレットなどのデジタル機器との付き合い方を模索する中で【スマホ脳】という本に出会い、生活を見直すきっかけとなりました。
タブレットとの付き合い方
タブレットやスマホを過度に使用し依存してしまうことで心身ともに悪影響が出てきます。
具体的には依存してしまうことで日々の集中が散漫になったり、長時間ブルーライトを浴びることで生活リズムが乱れるなど子供にとって悪影響となるため、親としてはどうしても避けたいと思いました。
まずは子供の悪い見本とならないように親がデジタルから少し距離を置くようにすることから始め、隙間時間をスマホなどに奪われないように、読みたい本を準備するようになりました。
そしてただタブレットを見せ続けるのではなく、子供がタブレットに依存しないようにうまく扱うことを最優先に考えて我が家では使用しています。
そういった経緯を踏まえながら、テレビよりもタブレットを見ることの利点を挙げていきます!
時間制限機能を利用して見る時間を制限できる
アップル社の創業者スティーブジョブズ氏も子供にはスクリーンタイムを厳しく制限していたとのことです。
kindle fireやiPadなどのタブレットには時間制限機能がついているため、1日の中で見る時間を制限できます。
我が家でも「スマホ脳」という本を参考にタブレットの使用時間を決めました。
長時間のスマホやタブレットの使用は、集中力の低下による学力の低下に繋がるため、我が家では1日のタブレットの使用時間を16:30~18:00の間と設定し、それを超えると自動的に切れるようにしました。
突然切れると子供が怒らないか心配でしたが、10分前に切れると予告通知がされるためか、タブレットが切れても納得の様子で怒ることはありませんでした。
5歳になった今でも、切れると仕方がないといった具合で自分で充電を入れに行っています。
番組の質が良い
子供が主に見ている番組はNetfrixかAmazon primeです。
特にNetfrixの子供向け番組は質が良く楽しく学べる番組が多いように感じます。
筆者の趣味である家庭菜園の話をしている時に「菌根菌ネットワークって知ってる〜?」と突然子供が聞いてきたのには驚きました。
どうやらNetfrixのマジックスクールバスという動画で学んだ内容のようでした。
Netfrixの番組は教育的な要素があるものも多く、子供は学んでいるという意識はなく、楽しみながら知識を増やすことができているようです。
そして我が子がよく見ていた、オススメの番組をご紹介します。
Netfrixでオススメの子供向け番組
マジックスクールバス
https://www.netflix.com/jp/title/70264612
子供が気に入って何度も見ている番組です。
自然科学を題材にした内容となっており絵本にもなっています。アメリカでは学校の授業中に見たこともあるそうです。
明るく面白いフリズル先生が運転するマジックスクールバスに生徒が乗り、恐竜時代や宇宙旅行などの旅に出かけるというもので、子供は勉強とは思わずに楽しんで学んでおりおり、知らないうちに科学に詳しくなっていました。
我が子はマジックスクールバスを見たことがきっかけで、深海魚が好きになり、水族館へ行ったり、シーラカンスを見たいと深海魚博物館まで行くようになりました。
ことばのパーティー
https://www.netflix.com/jp/title/80063705
動物の赤ちゃんと一緒に言葉を覚えていくという内容です。
言葉が分からない2歳頃からこの番組を見て絵で言葉を少しずつ覚えながら踊っていました。ひらがなが分かるようになってくると、さらに内容が理解できて楽しいようで5歳になった今でも見ています。
ストーリーボットにきいてみよう
https://www.netflix.com/jp/title/80108159
内容は5人のストーリーボットというロボットが子供のなぜ?に答えてくれるという内容です。
トイレを流すとどうなるの?
チョコレートはどうやってできるの?
惑星はどこからきたの?
など大人でも困ってしまう内容を題材としており、大人が見ていても勉強になる内容を子供は楽しんで見ていることに驚きました。
Amazon primeでオススメの子供向け番組
Netfrixと同様にAmazon primeも良く見ており、親子で楽しんでいます。
無料で楽しむことができる子供が楽しめるオススメ動画をご紹介します。
ねこねこ日本史
日本の歴史上の登場人物がみんな猫になっており、ストーリーも史実どおりの内容となっています。
旧石器時代から織田信長、豊臣秀吉などの戦国時代を経て幕末までの内容を、知ることができ、我が子は5歳になり武士がカッコイイ!と思うようで、初めて日本の歴史に触れるきっかけとなりました。
この動画がきっかけで歴史に興味を持ち、お寺や神社、お城が好きになり、家族で史跡巡りをするようになりました。
大恐竜時代へGO!
アンディという大英博物館の職員が、恐竜の時代にタイムスリップして実際の恐竜と遭遇するというお話です。
アンディが恐竜を見ながら感じたことを、まるで自分が体験しているかのように恐竜の時代を楽しむことができます。
ストーリーごとに違う恐竜が登場するため、恐竜ごとの特徴を詳しく知ることができます。
恐竜好きな子供なら必見です!
タブレットをしまうことができるので他のことに集中できる
タブレットを使わない時は、タブレットを見えない場所に移動することができるので、見たい気持ちを引きずらずに、気持ちを切り替えることができます。
例えばごはんの時間でもテレビが目に入ると、ついつい電源を入れてテレビを見ながら食べてしまうことはないでしょうか。
タブレットなら見えない場所に移動させることができるので、存在を忘れてごはんに集中することができます。
またタブレットの時間制限が切れてしまったら、静かな部屋で没頭して好きな遊びに集中するようになりました。
静かな部屋でデジタル以外のことに没頭できるのもいい時間だなぁと感じています。
タブレットでは見れない番組がある時の対処法
テレビがなくタブレットだけの生活だと保育園で流行っていることについていけない時があります。
子供がどうしてもテレビ番組を見たいと言ったらTver、youtubeなどで探しています。
それらでも見ることができない番組は、見れる媒体を探します。
例えば、仮面ライダーのような番組は、TverでもやっていなければAmazon Primeでもやっていません。そのため東映特撮ファンクラブの専用チャンネルをサブスクすることで番組放映後から当日の視聴が可能です。
更にそれでも見れない番組は今のところありませんが、どうしても見たい番組があった場合は、DVDを購入したりTUTAYAのレンタルも検討します。
テレビがなくても楽しめる時代!
テレビがなくてもうまくタブレットと付き合っていけば楽しく学べる番組がたくさんあると思います。
テレビは思い切って処分してタブレットをうまく利用しながら、育児をしてみるのはいかがでしょうか?
個人的な意見ではありますが、ご参考にしてみてくださいね♪
ちなみに我が家で使っているのはこちらのkndle fireHD10です。
タブレットの中では安価なので子供が壊してもipadほどイライラせずに済みます。