賃貸アパートと日々の生活

狭小ベランダ菜園で食費を浮かせたい主婦

道端で拾った銀杏は食べれるのか!?銀杏の食べ方と処理方法をご紹介!

秋晴れのとても気持ちの良い陽気だったので近所を散歩していたのですが、ふと道端を見ると銀杏がたくさん落ちているのを発見しました。

「銀杏か。臭いなぁ~」

と一度は通りすぎるものの、なんだかもったいない気もしました。

f:id:nani7:20210928144823j:image

赤カブ
これって食べれるのか?
 

f:id:nani7:20210928144818j:image

見上げるとたくさんの銀杏の実が!

銀杏なんて高級品でめったに買って食べることなんてないけど、道端で落ちてる銀杏って食べられるんだろうか?

しかしここは200万人都市の街の中心部で、いちょうの街路樹周辺も車だらけ。

肥沃な大地で育った銀杏とは大違いだけど、これが食べられたらラッキーかも!と思い、

早速処理をして実際に食べてみましたので、ご報告したいと思います!

道で拾った銀杏を食べ方と処理方法

主婦たるものカバンの中にはいつもビニール袋が入っているため、早速袋を取り出しさっと銀杏をかき集めたのでした。

赤カブ
通りすがりの人が見てて恥ずかしい~
 

f:id:nani7:20210928144821j:image

街中で銀杏を拾っている人ってめったに見かけませんよね。

若干の恥じらいもありましたが、秋らしい夕ご飯のおかずが1品増えると思うと、周りの目も気にせずたくさんかき集めてgetすることに成功しました!

今回は道に落ちている踏まれていないものを選び、なるべく形が綺麗で大粒の銀杏を20個くらい拾ってみました。

銀杏の処理方法

外種皮と種を分ける

f:id:nani7:20210928144931j:image

自宅に帰り早速バケツに水を入れて、外種皮(黄色い部分)と種(食べる部分)を分けていきます。

黄色い外種皮はとても臭いですが、水の中に入れてしまえば臭いはほとんど感じませんでした。臭いにつられて虫が湧くなんてこともなく、ベランダでほったらかしにしていました。

銀杏を水に入れたまま2~3日すると、外種皮が軟らかくなりするりと剥けるようになりました。野菜の種取りの要領ですね。

f:id:nani7:20210928144927j:image

★素手で触るのはやめよう!

外種皮と種を分ける際は、上記の写真のように手で扱わず、手袋を付けて作業しましょう。

素手で触ると手がかぶれてしまうためです。

今回は運よくかぶれませんでしたが、1日中手指が臭かったので手袋をすればよかったと後悔!!お気を付けくださいませ。。

しかし水に漬けていたおかげで、簡単にスルッと外種皮を取ることができました!

f:id:nani7:20210928144921j:image

銀杏を乾燥させる

f:id:nani7:20210930082116j:image

流水で外種皮をしっかりと洗って取ったら、銀杏の種の部分を乾燥させます。今回は天気の良い日に1日中銀杏を外に置いて乾燥させました。

f:id:nani7:20210930082146j:image

乾燥すると見た目は市販の銀杏とまったく同じではありませんか!

これは期待大ということで、そのまま今晩のおかずとしていただくことにしました。

銀杏の食べ方

f:id:nani7:20210928144923j:image

レンジで加熱する

銀杏で有名な祖父江出身の友人が、

「銀杏は封筒に入れてレンジで温めるのが良いんだよ」

と教えていただいたのを思い出し、早速銀杏を封筒に入れてしっかりと封をします。

今回はそのまま入れましたが、殻が弾けるので事前に銀杏をハンマーなど硬いもので叩いて殻を割っておくと安心です。

レンジ内で銀杏の中が弾けるので、封筒はしっかりと三つ折りをしておきましょう。

レンジに入れてしばらくすると封筒の中で銀杏がバンバンと弾けていました。

爆発の音にびっくりしましたが、中を開けてみると熱々の銀杏が出来上がっていました。

拾った銀杏の味は?

f:id:nani7:20210928144925j:image

手で殻を割りながら中を開けてみると、つやつやの銀杏が現れました!

色はイメージしていた薄黄色ではなく緑色でしたが、鮮度が高い方が緑色をしているということなので、さすが拾いたての銀杏はとても鮮度がいいようです!

しかし問題は味です。街中の銀杏の味わいはどうでしょうか。

早速少々の塩をつけて、恐る恐る食べてみました。

赤カブ
うっ美味い!!
 

これがとても美味しいのです!!

モチモチとグミのように柔らかく弾力があり、銀杏独特の苦みが秋を感じさせるのでした!

赤カブ
まるで料亭の味だ!
 

料亭に行ったことがないので正直よくわかりませんが、きっと高級料亭で味わえるであろう繊細な味が自宅周辺の街路樹から堪能できたことに感動したのでした!

銀杏の注意事項

f:id:nani7:20210929134245j:plain

食べ過ぎに注意

銀杏にはメチルピリドキシンという物質が入っており、大量に食べるとまれに食中毒を起こす危険があります。

特に5歳未満の子供は中毒を起こしやすいので、与えないようにしたり一度に大量に食べないように注意しましょう。

加熱した翌日には味が落ちている

今回は下処理をした銀杏をすべて一度に加熱してしまい1度では食べきれず、翌日に回したところ、苦みが増し、モチモチ感もなくなってしまいました。

その日に食べる分だけ加熱して、残った銀杏は紙袋などに入れて冷蔵庫に保管しましょう。

食べる際に少しづつ加熱することで美味しさを長く保つことができます。

また冷凍にすると長期間保存できます。皮を剥いて塩ゆでにしても使いやすいです。

拾った銀杏は食べられる!銀杏拾いを楽しもう!

今回拾った銀杏は街中の道端で拾ったもので、肥沃な土地で育ったものではありませんが、見た目も美しく美味しく食べることができました!

スーパーで買うほどたくさんはいらないけど、秋の味覚を少しでも楽しみたいという方はぜひ一度食べてみてはいかかでしょうか。

次回は家族で拾ったら楽しそうだと思いました!

皆さんがお住まいの地域でも、もし銀杏が落ちていたら銀杏拾いをして秋を楽しんでみてはいかかでしょうか!

ご参考にしてみてくださいね♪