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ミニトマトにカメムシが大量発生!!やっておきたいカメムシ対策に必要な3つのこと!

春から大切に育ててきたミニトマトに、なんと「カメムシ」が大量発生してしました。

畑を始めたばかりの頃は、カメムシが益虫なのか害虫なのかわからず、1か月くらい放置して様子を見ていたのですが、だんだんミニトマトがボタボタと落ちるようになり状況が悪化。

そのうちトマトの色や形も悪くなり、その時初めてカメムシの恐ろしさに気づいたのでありました。。

このままじゃいけないけど、殺虫剤は使いたくない。

試行錯誤して、その後カメムシの除去に成功しましたので、今回はカメムシが発生した原因や対策を書き残しておきたいと思います。

この記事の目次
 

カメムシが付くとどうなる?

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上の写真のように、トマトがまだら模様になっていたらおそらくカメムシの仕業です。

針のような口で刺してトマトの汁を飲むようで、トマトの皮に小さな跡が点々と付いています。

トマトの表面を触ってみるとベトベトして、吸い散らかした痕跡があります。

トマトのフレッシュなにおいもしなくなり、形もいびつです。初めは気づかずに食べてましたが、なんだか臭いし味もぜんぜん美味しくない。

このような状況になってしまったら、早急に対策しないと、新たに実を付けたトマトもすべてカメムシにやられてしまいます。

ちなみにトマトだけでなく、ナスやきゅうり、マメ類にもカメムシは付きやすいのですが、対策は同じですのでご参考にしてみてください。

カメムシ対策に有効な3つの方法とは?

今回は3つの方法でカメムシが完全にいなくなりました。

実際に行った方法を詳しくご説明していきたいと思います。

風通しを良くする

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雑草を管理する

カメムシは葉が密集しているところを好むようで、写真のようにトマトの葉や雑草が重ねっているところに特に多く発生していました。

うちの畑では、ビニールマルチも使用していないため、雑草の管理が重要になってきます。

草マルチを中心として使用しているので、気を抜いているとすぐに写真のように雑草がボーボーになってしまいます。

そのためこまめに雑草を刈って敷いて草マルチにしていけば、風通しが良く雑草が生えにくい環境を作ることができます。

他の区画の畑では、草マルチではなくビニールマルチを使用している畑が多いため、雑草が密集することなくカメムシの発生も少ないようでした。

また今回一緒に植えていたコンパニオンプランツのバジルも伸び放題だったことも、カメムシにとって居心地のよい場所を作ってしまったようです。

バジルは生命力が強く、ほったらかしにしていると、大きくなりすぎてしまうため、こまめに収穫していく必要があると感じました。

草マルチについてはこちらへどうぞ!

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こまめに誘引しわき芽をカットする

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トマトはひもで支柱にくくり付けるなどして葉が密集しないようにすることも大切です。

気づくと大きく成長しているトマトですが、支柱の上の方へどんどん誘引していくことで風通しが良くなり日の光も当たりやすくなります。

こまめに誘引することでカメムシが集まりにくい環境を作ることができます。

またすぐに生えてくる脇芽もしっかりと芽かきを行い、苗の下の方の枯れてきた葉はカットするなどして、株の根元の風通しを良くしましょう。

 カメムシを発見したらすぐに取る

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殺虫剤を使用すれば手っ取り早いのかもしれませんが、家庭菜園なので無農薬で栽培したい。

原始的な方法ですが、カメムシは割り箸でつまんで取ります

発生したらなるべく早急に除去することがとても重要です。

割り箸でカメムシをつまんで取るのが一番ですが、つんつんと触るとポロっと下に落ちるカメムシの習性を利用して、水や油の入ったペットボトルに落とすのもオススメです。

落ちた瞬間に下でキャッチすればつぶさずに、クサいにおいを嗅ぐことなく駆除することができます。

今回は10匹以上捕まえることに成功しました。大きさや形、模様もいろいろで実に多くの種類のカメムシがトマトに集まっていることがわかってしまい、とても気持ち悪かったです。

ちなみに油でキャッチするとすぐに死にますが、水だとしぶとく長時間泳いでいるので要注意です。

この作業をして数日後見に行くと数が激減しており、その数5匹。

そしてさらに除去し続けると、数日後には完全にいなくなりました。

以前、他の作物で奮闘したアブラムシやダイコンシンクイムシなんかと比べると、数回の除去ですぐにいなくなってくれたので、カメムシ取りにやりがいすら感じたのでした!

木酢液を使用する

カメムシは木酢液の独特な臭いが嫌いなようです。

今まで木酢液の効果をあまり信用していなかったのですが、実際に木酢液を使用することで、カメムシの数が減りました。

カメムシが発生してからというもの、カメムシ除去をしながら、水やりの際に毎回木酢液を混ぜて使用したところ、カメムシは減っていったのでした。

ポイントとしては、根元だけでなく葉にもしっかりとかけること!

そしてできれば、カメムシが発生する前から定期的に木酢液を使用することで、さらにカメムシの発生を抑えることができるはずです。

カメムシが発生したらすぐに対策しよう!

梅雨の時期や暑さでついつい畑に行く頻度が減っててしまいますが、大切なトマトのためにも定期的に畑の様子を見に行くとよいでしょう。

カメムシ対策には、風通しを良くすることがとても重要なことがわかりました。

また日頃から木酢液などを使用して害虫対策をすることも効果的です。

そしてもしカメムシを発見してしまったら、早めに除去して対策していきましょう!