我が子は2歳くらいになると星や月、太陽などに興味を示し始めました。
せっかく興味があるなら、その世界を広げてあげたいと思うのが親ごころです。
名古屋市科学館には2011年にリニューアルした、世界最大を誇るプラネタリウムがあります。
またファミリーアワーという時間があり、子連れでも観覧できる時間があるので行ってきました。
子供に星や月、宇宙の世界を見あげたい!そんな方にオススメの名古屋市科学館プラネタリウムをご紹介したいとします!
クオリティーの高いプラネタリウム
世界最大のプラネタリウム
プラネタリウムのドームは35mという世界最大の大きさです。
プラネタリウムが真っ暗になると視野全体に星が広がり、まるで本当に夜空を見上げているような贅沢な気分になります。
また一番の見どころとしてはデジタルプラネタリウムという宇宙の世界も体験することができます。
地球から見る星だけでなく、宇宙から見た地球や銀河系、太陽系を駆け巡っているような臨場感は、まるで宇宙船に乗って宇宙旅行しているようです。
子どもが図鑑や絵本で読んだだけではイメージしきれなかった宇宙の世界を目の前でリアルに体験することができます。
星を見やすい座席
座席はリクライニングシートになっており、星が見やすいように椅子が回るようになっています。
プラネタリウムは本来は年長児からを推奨しているようです。4歳以下の子供は抱っこで見ることになりますが、シートは広く、動くので一緒に抱っこで見ても狭く感じません。
また隣同士が離れているので周りのことを気にせず星に集中することができます。
名古屋市の施設のクオリティーの高さに驚きます。
子ども用のファミリーアワーという時間がある
ファミリーアワーとは
土日祝日や夏冬休み限定のイベントで、1日1~2回投影しています。主に幼児や小学生を対象にした時間となっており、内容や説明は子供にもわかりやすくなっています。
幼児には少し難しいこともありますが、見たこともない星空や宇宙を視覚的に理解するには十分です。
9:30から当日すべてのチケットを販売するので、ファミリーアワーのチケットも早めに購入することをオススメします。
特に土日は混雑しており並ばなければならず、9:30に行っても長い列になっていることも多いです。そして午前中の投影のチケットはすぐになくなるようです。
受付のお姉さんの情報だと、土日の14:00~のチケットは朝から並ばなくても取れる日もあり、先の日程であればネット予約もできると教えてもらいました。
前もって予定が立てれるなら、ネットでの予約が一番確実ですね。
4歳以下は保護者1人につき子供1名の入場にご注意を!
名古屋市科学館なプラネタリウムでは、暗がりを怖がる子供がいるため、本来は年長児からを推奨しているようです。
とは言え4歳以下の子供は大人1名につき、子供1名ひざの上で観覧できます。
私たちの前に並んでいたお母さんは、4歳以下の子供が2人いるご家庭で、大人はお母さんだけでした。
そのため、子供1人は入場できないと受付で言われてしまい、泣く泣くプラネタリウムを諦めていました。
ご兄弟がいる場合は、入場ができない可能性があるため、あらかじめご確認ください。
暗闇の中で子供は泣かずにじっとしてられるのか?
幼児向けのファミリーアワーという時間帯といえど、プラネタリウム内は隣の人の顔が見えないくらい真っ暗になります。
年長からをオススメしているプラネタリウムで投影時間は50分。そして我が子は2歳児。
子どもの集中力が持つのか心配で無謀だったかなぁとも思いましたが、音楽や子供が喜ぶキャラクターなどが空に飛んでいたりするので普段なら暗闇を怖がる我が子も意外と怖がらずに集中して見ることができました。
実際に行った日にも、泣いている子は1人もおらず驚きました。我が子も大泣きしないか、ひやひやしながらの観覧でしたが、初めて見る星の世界に惹きつけられたよう。
たとえ泣いてしまっても優しいお姉さんが外へ案内してくれますし、少しくらいお喋りをしたりじっとしてられなくても、周りの子どももみんな同じような感じなので安心でした。
途中で退席していたファミリーもいましたし、子供の気分に合わせてプラネタリウムを楽しめますよ!
とは言え、泣いてしまったり、歩きだしてしまうと従業員の方に声をかけられる静けさです。
お子さんの気分に合わせて見に行き、無理そうなら退出しよう!くらいのノリで行くとよいと思います。
ただ、長い列に並んで頑張って取ったチケットで見れないとすごく悲しいんですよねぇ。平日の空いている日にもファミリーアワーがあったらなぁ。
ちなみに子供と暇だったので、平日の一般投影しかない日に子供と見に行ったのですが、周りはカップルやご夫婦ばかりでかなりヒヤヒヤして、とても星を見る気分にはなりませんでした。今思えば、よく行ったなぁ〜と。笑
プラネタリウムを見た後もたくさん遊べる
科学館の展示は体験がいっぱい
名古屋科学館はボタンを押して体験できる展示が多いので子供も大人もとにかく飽きません。
フロアは全部で5フロアありますが、すべてを見るのには1日では足りないと思います。
科学館の3階にある「モノづくり都市ジオラマ」は電車好きな子どもにはたまりません。
電車が足元を行ったり来たりします。
地元でおなじみの「ミュースカイ」、「名鉄」や新幹線「N700A」などを見ることができ、決まった時間に行けば、解説も交えて名古屋の街と電車を紹介してくれます。
また-30℃の極寒を体験できる「極寒ラボ」や、竜巻を使った「竜巻ラボ」など実験を目の前で見ることができる時間もあるので、タイムテーブルを確認して、見学することをオススメします。
昼ごはんを食べるスペースがある
少し遊んだら、1階や3階、7階に飲食できるスペースが広く設けられています。
持参したお弁当を食べながら、ゆっくりと休むことができます。
エレベーターの中の構造が見えたり、振り子が天井からぶら下がっていたりと、ごはんを食べながらいろいろな仕掛けが目に入ってきてとても楽しめますよ!
ちなみに科学館周辺に歩いて行けるご飯屋さんが少ないので、お昼を持参することをオススメします。
科学館の前には広い白川公園がある
さすが科学館前の公園です。
地球儀の形をした遊具など変わった遊具がたくさんあります。
科学館の前には名古屋市で昔使われていた市電があったり、H‐ⅡBロケットという大きなロケットが展示されていたりと、科学館の外にも楽しめる展示がたくさんあります。科学館でたくさん学んだあとは、公園で思いっきり遊ぶとあっという間に一日が過ぎてしまいます。
名古屋市科学館に行ってみよう!
子どもにとって新たな発見があるプラネタリウム。
今まで宇宙に興味がなかった子もきっと宇宙が好きになるはず。
将来宇宙飛行士になりたい!なんて思うきっかけになれば嬉しいですよね。
ぜひ次の週末は家族で行ってみてはいかがでしょうか。