賃貸アパートと日々の生活

狭小ベランダ菜園で食費を浮かせたい主婦

生ゴミコンポストに虫が!半年経ってわかったコバエやウジ虫対策とは?

2021年7月追記

生ゴミコンポスト作り半年以上が経過し始めての夏を迎えました。

我が家のベランダ菜園も生ゴミのおかげで例年とは比べものにならないほど夏野菜が大きく育っておりコンポストの効果に驚いています!

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生ゴミコンポストを作り始めてから発酵が完了するまでに約2か月くらいかかりますが、その間に気になるのが生ゴミコンポストに集まる虫たちです。

狭い賃貸アパートで生ゴミコンポストを作っているので、虫が湧いて部屋じゅうコバエだらけ!なんてホラーのような話になったら気持ちが悪いですよね。

実際すでに何度かベランダにコバエが発生してぞっとしたのですが、対策をすればその後はあまり出なくなりました。(油断すると現れますが、、)

今回は生ゴミコンポスト作りで重要なコバエなどの虫対策についてご紹介したいと思います。

生ゴミコンポストの作り方はこちらをご覧ください↓↓

www.nani7.com

生ゴミコンポストに虫が湧かないための対策とは?

我が家では、室内とベランダで生ゴミコンポストを作っています。

室内では、生ゴミぼかし(EM菌が入った粉)を混ぜて容器内で発酵させぼかし和えと呼ばれるものを作ります。ぬか漬けみたいな感じです。

その後ベランダで土と混ぜて2週間ほど寝かせて堆肥を作っています。室内でコバエが発生することはほとんどありませんが、ベランダで発酵させている時は、しっかりと対策をしないとどこからともなくコバエがやってきます。

そのコバエが生ゴミコンポストに卵を産んだりしたらもう大変です。卵から孵化したウジはまず見た目が気持ち悪い。それが自宅のベランダで発生していると思うとぞっとします。

まずはどんな種類のコバエが発生しやすいのでしょうか?

我が家で発生したコバエ

キノコバエ

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今まで経験したのは、キノコバエと呼ばれるコハエの出現です。

土の中かから現れてヨロヨロと歩いたり飛んだりするのが特徴的で、朝や水やりをすると動き出し、堆肥が入った土の付近をヨロヨロと歩いていました。

土の中に卵を産むようで土の表面に細いウジがいる時もありとても気持ちが悪いです。

しかしほっといても堆肥化されると自然にいなくなるのでそれほど気にしなくてもよいです。

アメリカミズアブ

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通称「ミズアブ」と呼ばれる結構大きな虫で黒くて1~2cmくらいの黒いアブです。

アメリカミズアブは我が家ではまだ発生したことはありませんが(その後発生しました)、暖かくなって急にベランダに現れるようになり最近野菜の葉によく止まっているので警戒しています。

においを嗅ぎつけたのか封をしてある発酵中の生ゴミコンポストの周辺を飛び回っていたこともあります。

このミズアブの幼虫が大きくてとても気持ちが悪く、絶対に卵を産み付けないように注意をしています。

このアメリカミズアブのウジは生ゴミなどの有機物の分解に優れているというから驚きです。

2021年7月 追記

梅雨の時期にミズアブの幼虫が発生して大変でした。幼虫がとても気持ちが悪く、今のやり方での夏場のコンポスト作りを一時中断しました。

代わりにただ土に埋めるだけのコンポスト作りに変更したらミズアブアブは来なくなりました。

チョウバエ

我が家のコンポストにはまだ出ていませんが、コンポストを作っている人に聞くとよく出るらしいです。

ちなみに我が家ではお風呂に出たりします。

とても不快ですし、繁殖力が強いので現れないようにしたいです。

虫が湧かないための対策

対策①不織布や布で覆う

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生ゴミを土と混ぜてベランダで発酵させる際には、不織布などでしっかりと覆うと虫が入りません。洗濯用の袋のような目の細かいもので容器ごと覆ってしまうのも良いでしょう。

すき間があるとコバエなどの虫が入ってくる可能性があるので、ゴムなどで閉じてすき間を作らないようにしておきましょう。

また雨の日は濡れないようにビニールをかけることで発酵がスムーズに行われます。

対策②表面に土を被せる

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とても重要だと感じたのは生ゴミコンポストに土を被せることです!できれば5cm以上生ゴミコンポストを埋めることで外からハエが寄り付きにくくなります。土でサンドイッチすると臭いも広がりません。

発酵を促進するために定期的に混ぜると、未発酵のコンポストがまた表面に出てきてしまうので、対策①の不織布や布でしっかり覆いましょう。

苗を植え付ける時も同じようにプランターの表面に堆肥が出ないように土を覆いかぶせることでコバエの発生を防ぎます。

筆者ももう発酵が終了したと思い、コンポストを使って野菜の苗を植え付けたのですが、土の表面にキノコバエが現れ、ふわふわ飛んでいて未発酵だったことがわかりました。

数日ベランダの隅に置いてそのまま放置したところコバエはいなくなりましたが、初めからちゃんと対策をしていればよかったと後悔しました。

追記:

その後もコンポスト作りを継続してわかったことは、コバエが発生しても1か月くらいで生ゴミの分解が進むとともにいなくなるので、気にしなくなりました。

 

対策③しっかりと発酵させてから使用する

ちゃんと発酵したと思ってもまだ未発酵な部分があり虫が湧いてしまうことがあります。 

我が家ではベランダに2週間~1ヶ月程度置いていますが、本当はもう少し長い期間発酵させて寝かせておけばコバエが寄り付かない発酵が完了した堆肥となり、害虫も気にならなくなるはずです。

それでも発生してしまった時の対策とは?

殺虫剤をまくのが手っ取り早いとは思いますが、せっかくの家庭菜園なのであまり薬剤はあまり使用したくありません。

それならどうする?ということで我が家で実践していることをご紹介します。

ビニール袋に入れて封じ込め作戦

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ハエやウジ虫のいる土をビニール袋に入れて、袋をしっかりと閉じておきます。1週間程度すると、日光による熱さで死んでしまいます。

我が家でもコンポストを袋に入れていたのですが、わずかなすき間からコバエが入ったようでウジ虫がいたので早急に袋に入れたらいなくなっていました。オススメです。


ウジが湧く!?雨の日の生ゴミコンポスト作り

さらに土を被せる

表面に古い土など有機物の少ない土をかけることでコバエが埋まり生き埋め状態で出てこれなくなります。

できれば5cm以上深く埋めると安心です。我が家ではプランターにコバエが発生した時はいつも土を被せています。

しっかりと被せればコバエの数が激減します。

生ゴミコンポストに虫を寄り付かせないことが重要!

生ゴミコンポストにコバエが入らないようにすることが一番重要です。そしてコバエが現れたら冷静に対応しましょう!

コバエは本当に気持ちが悪いですが、実は生ゴミを分解してくれるので発生してしまうのは自然なこととも言えます。

とは言えやっぱり虫は嫌ですよね。

生ゴミコンポストで作る植物は大きく育ち味も最高です。コバエが出ないように対策をしながらコンポストを作り家庭菜園を楽しみましょう♬

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