10月からベランダで秋じゃがいもを作っています。作り方は簡単!培養土が入っている袋に直接秋じゃがいもを植えるだけ。土の袋を使えば土を鉢に移し替える手間もないのでベランダも汚れずとても簡単です!
そしてこの袋栽培をマスターすれば、じゃがいもだけでなく、さつまいもや大根などの土の中で大きくなる野菜を手軽に栽培できちゃいます。場所を取らずにできるので狭いベランダでもオススメです。
今回はベランダで秋じゃがいもを簡単に栽培する方法をご紹介していきます。
ベランダで秋じゃがいもを育てるための準備
~ベランダ栽培に必要なもの~
・培養土 袋入り14L
・種芋(今回はデジマという品種)
・はさみ、竹串
ドラッグストアで買ってきたお値打ちな培養土。その14Lの培養土の袋の口を横に切ります。そして袋の底の角2か所を1cmくらいカットして水が出るようにします。袋の側面にも竹串のような先が尖ったもので小さい穴を開けます。ブスブスと適当に片面で15箇所くらい。これも水が逃げる穴を作るためです。
今回育てた秋じゃがいもは「デシマ」と呼ばれるスーパーでは売っていない品種です。ホームセンターで購入しました。変わった品種を作れるのも家庭菜園の醍醐味ですね。種芋はカットせずそのまま1個を埋めました。
ちなみにスーパーで売っているじゃがいもを種芋として育てるのはNGです。ウイルスをもっていることがあるらしいです。ホームセンターなどで売っている種芋用のじゃがいもを使用しましょう。
秋じゃがいもの育て方
植え方
今回秋じゃがいもを植えたのは10月上旬でした。少し涼しくなる時期にじゃがいもは大きくなるので、時期を見て植え付けましょう。
じゃがいもの種芋を培養土の中に1個埋めます。1つの袋に1個のじゃがいもでもちょうどいいです。欲張ってたくさん植えてしまうと小さなじゃがいもになってしまいます。この時じゃがいもを植える深さはじゃがいも1個分ぐらいです。
ベランダでは袋を壁に立てかけて置きました。半日陰の場所がじゃがいもには最適なので、南向きのベランダは午後に日陰になるのでちょうどいいです。
手入れ方法
じゃがいもはアンデス山脈の高地が原産で、雨が少なく涼しい場所を好むようなので、あまり水やりをしすぎない方がいいです。表面が乾いていたら水やりのタイミングです。水やりは2日に1回くらいやっていました。袋栽培では袋水が中にたまると腐りやすくなるので控えめに水やりをします。
芽が出たら芽の周辺に土をかけましょう。これを【土寄せ】と言います。土寄せをすることで土の温度が上がりすぎるのを防ぐことができます。あとは土の表面が乾いたら水やりをするのみでほったらかしで大丈夫です。
収穫までの目安は葉が枯れた時とても分かりやすいです。今回は12月に入り枯れ始めたので中旬に収穫をしました。
いざ、秋じゃがいもの収穫
枯れた葉を引っ張ってみましょう!一緒にじゃがいもが出てきたらラッキー。出てこなくても掘れば埋まっているはずです。掘る時はスコップだとじゃがいもを傷つけてまうことがあるので手で掘りましょう。宝探しのようで楽しめるので、ぜひお子さんと一緒に収穫を楽しむとよいです。
じゃじゃん!なんと今回収穫できたのはたった2つのじゃがいも。泣 しかも一つは小イモでした。土の値段と手をかけた時間(約3か月)を考えるとあまりにもコスパ悪すぎです。
今回畑でも同じ品種を栽培していたのですが、結果は袋栽培と同じくらいの収穫量だったので、ベランダで袋栽培するという条件の問題ではなさそうです。
育て方に問題があるかもしれませんが、秋じゃがいもは収穫量が少ないと聞いていたので、まあ仕方ないと諦めました。子供は2つでも大喜び!手軽に楽しみを作ることができて良かったです。
収穫後の楽しみは肉じゃが
収穫後はじゃがいも料理の定番「肉じゃが」を作りました。子供は自分で収穫したじゃがいもなので、自分で皮を剥いたり、カットしたりと積極的にお手伝いしてくれます。
今回収穫した「デジマ」は、スーパーには売っていない品種だったのでいつものじゃがいもの食感とは違い、ほくほくしているのに滑らかな食感でした。自分で育てた野菜はやっぱり美味しいですね。
秋ジャガイモを栽培してみよう!
秋じゃがいもは収穫量がとても少なかったですが、ベランダで袋栽培でもちゃんと収穫できました。ベランダで手軽に収穫できちゃうのが嬉しいです。お子さんがいるご家庭でマンションに住んでいる人でもこの方法をマスターすれば、色々な野菜を簡単に作ることができますよ!ベランダも汚れず、子供と手軽に食育ができちゃいますよ!収穫量を増やす方法があればぜひ教えてください^_^
袋栽培が簡単だったので今度は大根、人参のミックスをチャレンジしてみたいです。